昭和初期からせんべい屋を営んでいます。
千明だんごとして、だんごを売り始めたのが、昭和55年。
取材に応じてくださった専務 大塚伸太郎さんの母 加都江さんが創めました。
この頃時代の流れで、多種多様なお菓子が出てきました。
そこでせんべい以外でも何か画期的な商品はないかなあ…と考えたところ、
せんべいの原料と同じ、だんごを売りだしたのが始まりだそうです。
千明だんごの特徴は、一般的なしょうゆだんごと異なり、
甘さ控えめで食感がとてももちもちしています。
見た目からして全然違います。
このしょうゆの味は、昭和55年からほとんど変わっていないそうです。
食べたことも見たこともない、だんごだったので、とても驚きました。
小さな子どもからお年寄りまで、好んで食べられることもあって、1番人気の商品です。
飽きが来ないのも人気の理由。
それになんといっても、焼いた後に付けるしょうゆの香ばしい香りがたまりません。
☆今回初めて知ったことは、『うるち米』と『もち米』の違いです。
『うるち米』とは、一般的に日本人が食べているご飯のことで、
せんべいやだんごは、これが原料になっています。
“もち米が原料”と思っている方が、とても多いそうです。
実は、私もそのひとりでした…。
『もち米』は、お赤飯などのおこわや、あられ、かきもちの原料です。
身近な食べ物なのに知らないことが多いものですね。とても勉強になります。
千明だんごには、自社工場内に製粉する設備があります。
そのため、だんごを作るその日にうるち米を製粉することができます。
ですから千明だんごで使用する米粉はとても鮮度が良いです。
このような理由で、千明だんごは独特のもちもち感が感じられるのです。
どうりであんなに美味しいのですね…!!
本当に今回、素晴らしいさいたまの名物菓子を発見しました。
だんご以外にも、にんにくが効いてる『ぎょうざ煎餅200円(5枚入り)』や
七味の効いた『七味からし200円』などせんべいや
“いがまんじゅう”なども販売しています。
※支店には、だんご以外置いていない商品があります。
千明だんごのスタッフさんは、
みなさんとっても笑顔が素敵で買いに行くのが楽しみになります。
だんごは生もので日持ちしないため、買ったその日に食べてくださいね。
☆しょうゆだんご1本70円
☆のりまきだんご1本80円
☆草だんご3本270円・5本450円
☆あんだんご3本240円・5本400円
※ 2014年4月の消費税変更前の価格となります。
千明だんご本店
鴻巣市上谷841-4
地図はこちら
048-541-2270
8:30~19:00
定休日 木曜日